日本を変えるのは新しい電力システムと小型風力だ‼
2016.06.20 日本を変えるのは新しい電力システムと小型風力だ‼
サブシステム構築委員会×事業構想大学院大学 第5回研究会
消費者選択制電力供給システムの構築と、
広域的な電力運用の必要性について。
また、再生可能エネルギーの中でも将来有望な風力発電の
可能性を学ぶ!
サブシステム構築委員会が展開する
事業構想大学院大学との共同研究会も今回で5回目となりました。
今回は事業構想大学院大学客員教授谷本様、
株式会社フジテックスプラント事業部エネルギー部門部長太田様を
講師としてお迎えし、従来の電力システムから
新しい時代に即した電力システムに変換する必要性と、
小型風力発電の可能性の2部構成で研究会を行いました。
私たちサブシステム構築委員会が再生可能エネルギーを主とした、
日本社会におけるエネルギー需要の転換を模索するのも、
東日本大震災という未曽有の大震災により
原子力発電や従来の海外に依存したエネルギー事情を考え直さなければいけない
課題であるという意識の高まりが市民意識として起こっているからです。
原子力発電の停止により火力発電の割合が増加し電気料金の高騰と
環境への負荷が叫ばれるようになり、
本年4月からの電気小売り自由化等電力会社が独占していた分野へも
市場競争が起こっています。この動きを昇華し、様々な事業者の参入促進と競争、
電力の低廉かつ安定的な供給を一層進めていくことが今後日本社会が
クリーンで持続的な成長を遂げるために必要であると強く認識しました。
また、我々サブシステム構築委員会で様々な再生可能エネルギーを追及・研究
してきましたが、今回は風力について。
さらに風力でも「小型」風力を対象に考察しました。
風力は、
①買取価格が一番高く
②設備利用率が高く
③税制優遇があり
④環境アセスメントがいらない→国家政策として小型風力を推進している
注目のクリーンエネルギーなのです。
問題視されていた騒音も、50デシベル(家庭用エアコン室外機)程度と
クリアされており、太陽光が一般的になりつつある今、
取り入れやすい再生可能エネルギーとして我々も注目しています。
今後日本が環境に配慮した持続可能な経済活動・成長を遂げていくために、
再生可能エネルギーに注目した事業創出を
今後もサブシステム構築委員会は提案していきます。
サブシステム構築委員会
広報幹事高山翔平
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TEL:080-3319-3143